お客様よりエンジンかかっている状態で、室内から「シュー」という音がするという事でフォルクスワーゲン・シロッコをご入庫いただきました。
ブレーキ踏むと音が消えるし、ペダルの上からなので、ブレーキブースターからのエア漏れが原因でした。ブレーキの負圧が抜けている状態ですね。
ブレーキブースターとはブレーキペダルを踏む力をアシストする装置のことです。もしブレーキブースターがなかったら走っている車を止めることはほぼ不可能になる重要な部品です。
次にブレーキマスターシリンダーとABSアクチュエーターとのパイプ外して、ブースターの取り付けのボルトを外します。
外したブースターですが、なんかぐちゃぐちゃになってました。ありがとうございました。
ブースター交換なんですが、見えているのに外すスペースがない!なのでまずは、ブレーキペダルを外していきます。
ブースターのプッシュロッドにはまってるだけなんですが、上下左右の爪を押さえて外します。結構大変でした。
それから、スペースを作るために、ジャッキで下から押さえつつ、エンジンを下げます。右のマウントと真ん中の後方のスチフナープレートを外すといけました。あとは元に戻して、しっかりエア抜きして完成です‼️
1:いつも通り、エンジンを始動。
2:アイドリングで1分間エンジンを回す。
3:エンジンを切る
4:ブレーキを5回力強く踏み込む
上記を行って4のブレーキを強く5回踏んだ際に、3回目か4回目くらいでブレーキペダルが重くなり、それ以上踏み込めなければ正常です。
※この方法はガソリン車のみ可能です。
簡単にできるので、おかしいな?と思ったら試してみてください。
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